アラジンポット

アラジンポットのblog

(ごまた) 突発性難聴

2014年09月30日(火)
 先日インフルエンザかと思うような高熱が出た。38℃後半。

 熱が出ることはままあることだが、その間に右耳に閉塞感を覚えた。また耳管開放症かと思って安静にしていたが日に日に悪くなり、四日後には耳たぶを触っても全く聞こえない状態となった。

 耳が聞こえない感覚というのは塞いだ感覚とは全く違う。片耳にイヤホンを付けて映画を見てる感覚に近い。立体感が全くなく、全て耳元で聞こえる。
 虫の鳴き声は耳元で聞こえ、子どものわめき声も耳元で聞こえ、車のロードノイズも耳元で聞こえる。どんな鬱陶しい音も全て耳元で鳴る。そして位置は特定不能なので会話のみを聞き分ける事は難しい。

 片耳になって強く感じたのが、耳には指向性(方向性)があると言うことだ。
 左耳だと上方40度、外側に30度程度から来る音が一番高音まで聞こえる。下方だと高音が聞こえない。後方や難聴側からの音は残響による多重音が多く、両耳による位置特定ができなければ音を選別できない。
 正面からの音は案外聞こえて来ない。耳の後ろに手を当てると外側に向いている指向性が正面に補正され、正面の音も明瞭に聞こえる。このことから会話中耳の後ろに手を当てる人は片耳が悪い事が予想できる。

 なぜこんな悠長に実験していたかと言うと、完全に聞こえなかった日は祝日だったからだ。手元にあるビタミンB12 1000μgNAC(Nアセチルシステイン)を飲んで様子を見るしか無かった。


 耳鼻科に行くと突発性難聴と診断されたが若干聴力は戻っていた。処方はプレドニン、アデホスコーワ、メチコバール。音響外傷の時も同じ処方だったように思う。プレドニンが処方されるレベルの時は全快せず、耳鳴りや超高音の感度喪失が残った。今回も何らかの後遺症があるだろう。

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